WordPressのメールフォームプラグイン「MW WP Form」とGoogleのチャプタープラグイン「MW WP Form reCAPTCHA」を同時にインストールして有効化してしまうと「MW WP Form」の確認画面に送信できなくなります。「MW WP Form」には「MW WP Form CAPTCHA」という専用のキャプチャがあるので、そちらを設置しましょう。
外部参考サイト:MW WP Form CAPTCHA | MW WP Form
ページ内リンク
同時インストール有効化
確認画面付きのメールフォーム「MW WP Form」とそのチャプタープラグインである「MW WP Form reCAPTCHA」を設置する予定で、この二つを同時にインストールし、2つともに有効化しました。
そしてメールフォーム「MW WP Form」の設定を開始しました。
設定自体はマニュアル通りすぐに終わりましたが、出来上がった「お問合せ」ページが正常に機能しません。
確認ボタンを押しても何の反応も示さない。
確認ページに送信できない状態になりました。
キャッシュに弱い
原因を究明する為、色々調べました。
すると「MW WP Form」はキャッシュに弱いという意見がありました。
キャッシュというのはPCがサイトを表示させる時、ネット上からサイトの全てをダウンロードして表示させるのではなく、サイトの一部分を記憶させておいて表示させることでサイト表示の高速化をさせるシステムです。
外部参考サイト:キャッシュ (コンピュータシステム) – Wikipedia
キャッシュをプラグインやシステムを利用する事で「MW WP Form」は上手く動作しない事があるそうです。
サーバーとプラグインのキャッシュ
今回動かくなくったサイトのサーバーはXサーバーです。
XサーバーにはWordPressを高速で動かす「FastCGI」と、PHPプログラム向けのキャッシュ機能である「OPcache」「APC」があるそうです。
しかしこれらキャッシュを利用しているサーバーはXサーバーだけではなく他社も採用しています。
なので、サーバーのキャッシュが原因というのは考えにくい。
だとすればプラグインのキャッシュ。
お決まりの異常が発生したらプラグインを止める、という定番の対処方法。
既に10個程のプラグインを入れていた為、上から順に停止させて、「MW WP Form」の確認送信していく。
原因判明
するとなんとまだ未設定の「MW WP Form reCAPTCHA」を停止させたら確認送信成功。
原因は未設定のまま有効化させていた「MW WP Form reCAPTCHA」だった。
「MW WP Form reCAPTCHA」を停止させて正常に動作した「MW WP Form」のテスト送信をした後、再び「MW WP Form reCAPTCHA」を有効化して、必要事項を設定。
サイト内リンク:MW WP Form reCAPTCHAはWordPressのキャプチャプラグイン | HaradaWeb(ハラダウェブ)
メールフォーム「MW WP Form」もGoogleのチャプタープラグイン「MW WP Form reCAPTCHA」も正常に機能しています。
しかし次からは「MW WP Form」の純正のチャプター「MW WP Form CAPTCHA」を設置します。